K's Apps

導入ガイド
K's 領収書

設定は5〜10分で終わります。いちばん大事なのは「購入者がページにたどり着けるようにすること」なので、そこは手順を細かく書きました。

STEP 1セットアップ(必須)

インストール直後にやることは3つだけです。1と2を終えれば領収書は発行できるようになります。

  1. 発行者情報を入力する

    アプリ左メニューの設定を開き、領収書に印字する発行者欄を埋めます。

    • 店舗名(発行者名) — 必須。領収書の発行者として印字されます
    • 住所 / 電話番号 — 任意。入れておくと帳票として体裁が整います
    • 適格請求書発行事業者 登録番号T + 数字13桁。入力すると領収書に印字され、適格請求書(インボイス)として使えるようになります

    登録番号は未入力のままでも使えます。免税事業者など登録のない店舗では、登録番号の行そのものが印字されません。

  2. レイアウトを確認する

    レイアウトを確認で、いま入力した発行者情報を反映したサンプルPDFをその場で作れます。

    サンプルなので発行履歴には残らず、無料枠も消費しません。まだ注文が1件もない開店準備中のストアでも、印字内容を先に確かめられます。

  3. 実際の注文で1枚出してみる

    領収書を発行から注文を選び、宛名を入れて発行します。ダウンロードされたPDFで、金額・税率・登録番号が意図どおりか確認してください。

    ここまで確認できたら、次は購入者が自分で発行できるようにします。

STEP 2購入者への導線をつくる

ここが本題です。設定を終えただけでは、購入者は発行ページの存在に気づけません。この工程を飛ばすと「領収書ください」の問い合わせは減りません。

購入者向けページのURLは https://(あなたのストアのドメイン)/apps/receipt です。アプリのホーム画面にも、あなたのストア用のURLがそのまま表示されています。

方法A:注文確認メールにボタンを追加する(おすすめ)

いちばん効きます。購入直後に届くメールから、そのまま発行ページへ来てもらえます。

  1. Shopify管理画面で 設定 → 通知 → お客様の注文 → 注文確認 を開きます
  2. 本文(HTML)の好きな位置に、下のコードを貼り付けます
  3. プレビューで表示を確認し、保存します
<p style="margin:16px 0;">
  <a href="https://{{ shop.domain }}/apps/receipt?order={{ order_name | url_encode }}"
     style="display:inline-block;padding:10px 16px;background:#1a1a1a;color:#ffffff;text-decoration:none;border-radius:6px;">
    領収書を発行する
  </a>
</p>

{{ order_name }} が注文番号に置き換わるので、購入者がページを開いた時点で注文番号が自動で入力された状態になります。同じコードはアプリのホーム画面からもコピーできます。

方法B:購入完了後の画面にボタンを置く

「領収書発行ボタン」というアプリブロックを、チェックアウトのエディタから配置します。

  1. Shopify管理画面で 設定 → チェックアウト → カスタマイズ を開きます
  2. サンクスページで「アプリブロックを追加」から領収書発行ボタンを選び、保存します
  3. エディタ上部でページを注文状況ページに切り替え、同じ操作をもう一度行って保存します

2つのページは別々に保存が必要です。サンクスページだけに置いても、注文状況ページには出ません。ここは間違えやすいところなので、両方に置いたか必ず確認してください。

なお注文状況ページは仕様上、購入者がログインしていない状態では表示されません。動作確認は注文確認メールのリンクから開いてください。

購入者から見た流れ

  1. 本人確認 — 注文番号とご注文時のメールアドレスを入力
  2. 入力 — 宛名と但し書きを入力(但し書きの既定値は店舗側で決められます)
  3. ダウンロード — 領収書PDFがその場で保存される

一度発行した領収書は、購入者が同じページから何度でも再ダウンロードできます。再ダウンロードは無料枠を消費しません。

STEP 3店側から発行する

購入者から直接頼まれたときや、宛名を指定されたときは 領収書を発行 から出せます。

注文が見つからないときは、注文番号での検索に加えて購入者のメールアドレスでも検索できます。注文番号に TEA-1001 のような接頭辞を設定しているストアでも、そのまま検索して大丈夫です。

返金・キャンセルのある注文では、納品書は金額を省略して発行されます。Shopifyから取得できる明細金額と合計金額が返金後は一致しないため、誤った金額を印字しない仕様にしています。すでに発行済みの領収書は、返金後でも同じ内容で再ダウンロードできます。

STEP 4発行履歴と会計用CSV

発行履歴には、発行した領収書・納品書がすべて残ります。

CSVに含まれる列

金額は記号や桁区切りを付けない数値、日付は YYYY-MM-DD 形式で出力します。会計ソフトがそのまま読める形です。

グループ
日付発行日 / 発行日時 / 注文日
帳票種別 / 番号 / 注文番号 / 宛名 / 但し書き / 発行元 / 再発行回数
金額税込金額 / 通貨コード / 対象額区分
税区分10%対象額・10%消費税 / 8%対象額・8%消費税 / 税率未設定額 / その他対象額・その他消費税 / 決済時消費税額(参考)

税率ごとに列が分かれているため、軽減税率(8%)の混在した注文もそのまま集計できます。

リファレンス設定項目の意味

初期値のままでも使えます。必要になったときに読んでください。

項目内容
発行者情報 店舗名(発行者名)・住所・電話番号・適格請求書発行事業者 登録番号。領収書と納品書の発行者欄に印字されます
連番 帳票番号のプレフィックス(既定 R-)と、次に使う番号。既存の帳票番号に続けたい場合はここで合わせられます
領収書の既定値 但し書きの既定値。初期値は「お品代として」ですが、適格請求書として使うなら変更をおすすめします(下記)。購入者は発行時に自分で書き換えられます
購入者向けページ 発行ページの先頭に出す案内文。「発行は1回限りです」といった自店のルールを添えられます
印字オプション 宛名の空欄を許可する / 2回目以降に「再発行」と表示する / 支払方法の注記を印字する / 「電子発行のため収入印紙は不要です」の注記を印字する
消費税額の計算方法 設定項目はありません(仕様の説明です)。税率ごとの税込合計から1回だけ切り捨てて計算します

但し書きは「お品代」のままにしない

初期値は「お品代として」ですが、適格請求書としては「お品代」では取引内容を特定できないとされています。「茶葉代として」「書籍代として」のように、何を売ったかがわかる表現に変えておいてください。軽減税率(8%)の対象になる飲食料品を扱う場合はとくに重要です。

Shopifyの税額と数円ずれることがあります

Shopifyは消費税を明細ごとに計算しますが、適格請求書に記載すべき消費税額は税率ごとに1回だけ端数処理して求めるものと定められています(消費税法施行令70条の10)。K's 領収書は後者に従うため、明細が複数ある注文では管理画面の税額と数円異なることがあります。これは不具合ではありません。

料金プランと発行枚数

無料プランPro
月額0円$6.99(7日間の無料トライアルつき)
発行枚数月15枚まで無制限
機能機能の差はありません。違いは発行枚数の上限だけです

無料枠を使い切ると、購入者もセルフ発行できなくなります。月の発行枚数が15枚を超えそうなストアは、あらかじめProプランをご検討ください。プランの変更・解約はShopify管理画面からいつでも行えます。

困ったときうまくいかないとき

購入者が「注文が見つかりません」と言っている

購入完了ページにボタンが出ない

開店前(パスワード保護中)のストアで確認したい

発行ページを開くとストアフロントのパスワード入力画面になります。パスワードを入力すれば、開店前でも動作を確認できます。

古い注文の領収書が出せない

2026年8月にShopifyから「すべての注文」へのアクセス権限が承認され、期間の制限はなくなりました。それ以前に導入されたストアでは、アプリを開いたときに表示される権限更新の承認を一度だけ行っていただく必要があります。承認後は過去の注文もそのまま発行できます。

PDFの文字が一部出ない

宛名に、収録していない文字(一部の絵文字や特殊記号など)が含まれていると、その場でエラーとしてお知らせします。日本語・英数字・ヨーロッパ言語の文字は問題ありません。

解決しない場合は、注文番号と発生した操作を添えてご連絡ください。24時間以内に日本語で返信します。

support-receipt@ks-apps.org